藤田清隆和尚について

藤田清隆和尚について

僧侶としての経歴

藤田 清隆(ふじた せいりゅう)
曹洞宗僧侶。


曹洞宗大本山總持寺にて修行を行い、僧籍を得る。
その後、福島県および埼玉県にて僧侶として活動。


平成23年3月11日の東日本大震災では被災を経験し、
被災地でのボランティア活動に参加する。


平成28年4月より、長野県茅野市・検校庵に副住職として迎えられ、地域に根ざした法務と活動を続けている。
令和元年の台風19号では、長野市を中心とした甚大な被害を目の当たりにし、
災害が決して特別な出来事ではなく、日常の延長として備える必要性を強く意識するようになった。


現在は、仏教の「回向」や「いま・ここ」の考え方を背景に、
防災を日常の中で無理なく続けるための取り組みとして
ソナエルprojectを展開している。

防災活動への想い


災害への備えは、何も起こらなければ、結果として使われないまま終わることもあります。
その意味では、無駄な労力に感じられるかもしれません。


それでも私は、
「万が一の恐怖に目を背けること」よりも、
災害という現実に向き合い、静かに備えたうえで、
仏さまや家族、先祖に守られていることを感じながら日々を過ごすという選択肢を大切にしたいと考えています。


備えあれば憂いなし、という言葉は、
恐怖を煽るためのものではなく、
安心して日常を生きるための知恵なのだと思います。


ソナエルセット・ソナエルminiで取り扱う非常食は、
「何も起こらなかった日」にこそ、
今日は何を食べてみようか、と前向きな気持ちで選べるよう、
味や食べやすさにも配慮して選んでいます。


防災は、特別な緊張を続けることではなく、
日常の延長として、無理なく続けられること。
そのための一つのかたちが、ソナエルprojectです。

公式LINEのご紹介

一僧侶として、
「藤田清隆|僧侶と防災」を運営しています。


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ソナエルprojectの活動紹介などを通して、
日々の暮らしに寄り添う仏教の言葉や取り組みをお届けしています。


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